個別支援型「ネット依存ケアシステム」と小学生向け教材が登場
現代社会において、スマホやインターネットは生活に欠かせないものとなっていますが、その一方で、ネット依存に悩む子どもたちが増加している現状も深刻化しています。
一般社団法人 ネット依存支援協会は、こうした問題に対処するため、 個別支援型の「ネット依存ケアシステム」 と 小学生向けの教材 を新たに開発しました。
これらのツールは、ネット依存に悩む子どもたちとその保護者をサポートし、親子で問題解決を目指していくことを目的としています。
ネット依存に悩む保護者を支える「ネット依存ケアシステム」とは?
「ネット依存ケアシステム」は、ネット依存傾向にある子どもの保護者を対象に、最大2ヶ月間にわたり寄り添い、個別にサポートするプログラムです。
特徴
●ネット依存に悩む子どもを持つ保護者を個別にサポート
●問題ごとに一定期間寄り添って支援
●保護者と子どもの溝を埋め、親子で一緒に解決することを目指す
プラン

●プレミアム(2ヶ月)
初回面接、トレーニング(8回)、デジタルデトックス(毎月1週間)、電話メール相談(毎日可能)、評価表判定、資料等、各種支援スキルや条件反射制御法についての保護者教育、アセスメントツールによるキャリアカウンセリング
●スタンダード(1ヶ月)
初回面接、トレーニング(4回)、デジタルデトックス(1週間)、電話メール相談(10回チケット)、評価表判定、資料等
●ベーシック(2週間)
初回面接、トレーニング(2回)、デジタルデトックス(平日5日間)、電話メール相談(5回チケット)、評価表判定、資料等
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小学生向け教材でネットの危険を楽しく学ぼう!
小学生向けに開発された教材は、ホワイトボードアニメとワークシートで構成されています。
内容

●SNSのトラブル1と2、ゲームのやりすぎ1、動画の見過ぎ1の4冊
●各冊に約5分のホワイトボードアニメが10~12本収録(計45本)
●子どもたちが保護者、教師、友人の助けを借りて問題を解決していくストーリー
●視聴後、テキストの質問に答えることで、ネットのマナーや危険を学習
金額
●セット:3,800円(税込)
●ワークシート単品:1,210円(税込)
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開発の背景
ネット依存支援協会は、静岡県内で10万人以上の小中高生、教師、保護者に対し、ネットモラル教育を支援してきました。
しかし、ネット環境の急速な進歩により、子どもたちを取り巻くネット環境は複雑化し、従来の支援だけでは十分に対応できないケースが増加しています。
そこで、より効果的で、きめ細やかなサポートを提供するために、「ネット依存ケアシステム」と小学生向け教材が開発されました。
一般社団法人 ネット依存支援協会について
青少年のネット教育を目的としてNPO法人を設立したのが始まりです。
その後、「一般社団法人 青少年ネット教育アカデミー」に社名を変更し、独自のテスト開発や官学との協働による依存の実態調査や支援活動などを行ってきました。
「ネット依存支援協会」は、これまでの活動で蓄積したデータや支援スキルを活かし、ネット依存支援士の育成に特化した非営利の社団法人です。
まとめ
ネット依存は、子ども自身だけでなく、家族全体の問題です。
「ネット依存ケアシステム」 や 小学生向け教材 を活用することで、子どもたちを取り巻くネット環境の危険性や適切な使い方を理解し、親子で問題解決を目指せるようになるでしょう。
ネット依存に悩むご家庭は、ぜひこれらのツールを検討してみてください。
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